朝起きると首が痛かったり、横を向けなくなったりという症状に悩まされる「寝違え」。
そこまで珍しい症状ではないので、経験したことがある人も多いのではないでしょうか?
今回は
寝違えの原因や治し方は?首の痛みの対処法やストレッチは?
についてお話ししていきます。
寝違えの原因や治し方は?
寝違えの原因は?
朝起きたときに首の後ろや横から肩、背中にかけて急に痛みが出ることがあります。
これは「寝違え」と呼ばれるもので、首の周囲の筋・腱・筋膜などの組織の急性炎症です。
寝違えは総称で、起こる部位や症状は様々です。
ただ、共通して言えることしては、
- 姿勢や骨格が歪んでいる
- 首や肩周囲の筋肉が張っている
- 枕や布団の高さや硬さが合っていない
などが日ごろからあり、その状態で「無理な姿勢や窮屈な姿勢で寝てしまう」ことで発生することです。
寝違えの治し方は?
先ほども述べたように、寝違えのときの首や肩では急性炎症が起きています。
急性炎症が起きている場合の応急処置としては「RICE処置」が最もポピュラーです。
RICE処置とは
R:Rest 安静
I:Ice 冷却
C:Compression 圧迫
E:Elevation 挙上
の総称です。
寝違えの場合は内出血があるわけではなく、また心臓よりも高い場所なので、まずは「冷やして安静にする」ことが肝要と言えるでしょう。
軽いものであれば数日もあれば寛解してきますが、重度のものとなると手指にしびれが出てきたり、4~5日しても症状が残ってしまうことがあります。
そういうときは、迷わず専門家のもとへ行きましょう。
筋・筋膜を緩めたり歪みを整えたりと、家ではできない方法で寝違えを早く良くなるようにしたり根本から寝違えにくい状態を作ったりする手助けをしてもらうことができます。
首の痛みの対処法やストレッチは?
多くの寝違えでは、首を一定の方向に傾けることで痛みを生じることがほとんどです。
そういった場合に無理に痛みのある動きをしようとすることは、よくなるどころか余計に症状を悪化させてしまう原因になってしまいます。
なので、無理に動かしたりストレッチすることは厳禁です。
まとめ:寝違えの原因や治し方は?首の痛みの対処法やストレッチは?
寝違えの原因や治し方は?首の痛みの対処法やストレッチは?についてお話してきましたがいかがだったでしょうか?
寝違えてしまった際に家でできることには限りがあります。
根本から症状が出にくい状態を作ったり痛みをなんとかしたい場合には、早めに専門家に相談することがいいでしょう。
当院では寝違えの患者様にこのようなお声をいただいています。
寝違えでお悩みの場合は一度ご相談ください。